e-Tax・申告の準備
本人確認、連携データ、不足書類、保存ファイル、受信通知、納付・還付まで。電子申告の流れを確かめます。
この分野を読む順序
申告書を作る、送信する、納付するという三つの作業を分けて確認します。自動取得できた情報も、本人の所得と支払いがそろっているか照合しましょう。保存したファイルだけでは提出完了の証拠になりません。
- 対象年と本人確認を準備する
- 所得・控除の入力を照合する
- 受信結果と納付・還付を確認する
連携で取得した情報を点検する
マイナポータル等で取得できる資料には条件や対象期間があります。取得できなかった所得を申告から外したり、すでに取得した寄附や医療費を証明書からもう一度入力したりしないようにします。
送信後に残す記録
実際に送信した申告内容と、受信通知等を対応させて保管します。納付がある場合は別途支払結果、還付がある場合は受取方法も確認します。訂正が必要なときは、対象年・提出時点・税額の増減から手続きを分けます。
まず読んでおきたい解説
e-Taxで確定申告する前の準備|本人確認・資料・送信結果
e-Taxで申告する準備は、画面を開くことだけではありません。対象年分、利用する端末、本人確認の方法、必要な資料を先に確かめます。マイナンバーカードを使う場合は、カード本体と電子証明書、暗証番号、端末の読み取り環境が利用できるかを確認しましょう。
電子申告を送ったら納税も完了?送信と支払いを分ける
電子申告の送信と、税金の納付は別です。申告書に納付税額が表示されても、それだけで口座等から自動で支払われたとはいえません。
電子申告後に残す控え|申告書と受信通知の役割
電子申告の後は、申告した内容と、受付が完了したことの両方を残します。申告書のPDFは内容の確認に役立ち、受信通知は受付結果の確認に使います。どちらか一つだけで、入力した数字から提出の経過まで全部を確かめられるとは限りません。
この分野の記事
17本- 01
申告する年分の選び方|提出した年と所得の年を混同しない
確定申告では、今手続きしている年と、所得が生じた年分を分けます。前年分の申告を年明けにする場合でも、今年分の様式や制度を選ぶものではありません。
- 02
家族の申告を手伝うとき|所得と控除を人ごとに分ける
家族の申告準備を手伝う場合も、申告者ごとに所得や控除、本人確認を分けます。同居している家族の給与等を、一人の申告書へまとめるものではありません。
- 03
前年の申告データを引き継ぐとき|今年の数字へ直す項目
前年の保存データを使っても、今年の所得や控除が自動で正しくなるわけではありません。引継いだ情報と、その年の実際の資料を照合します。
- 04
e-Tax前のマイナンバーカード確認|有効期限と利用環境
マイナンバーカードでe-Taxを利用するときは、カード本体だけでなく電子証明書も使える状態かを確認します。有効期限や必要な暗証番号、利用する端末の対応状況を、申告資料の準備と一緒に確認しておくと手戻りを減らせます。
- 05
電子申告で暗証番号が分からないとき|入力を始める前の準備
電子申告で使う認証情報が分からない場合は、推測を繰り返す前に公式の再設定等の案内を確認します。申告データの保存と認証の準備を分けます。
- 06
還付金の受取口座|名義と入力内容を確認する
還付金の受取先は、申告者本人の口座等、公式案内の条件に合う方法を選びます。税額計算が正しくても、口座情報の不一致で確認が必要になることがあります。
- 07
マイナポータル連携で資料がそろわないとき|不足分の確認
連携で取得できる情報が、本人の所得や控除のすべてとは限りません。自動取得の結果を、手元の資料と照合して不足分を確認します。
- 08
給与情報の自動入力|複数勤務先と訂正票の確認点
給与情報を自動取得できた場合も、本人が受けた給与全体が正しく反映されたかを確かめます。勤務先や対象年等の条件で取得範囲が変わる場合があります。
- 09
医療費データへ手入力を追加するとき|交通費と年末分の照合
取得した医療費情報へ手入力を加えるときは、含まれていない対象費用だけを追加します。連携したデータと領収書の同じ支払いを二重に入力しないようにします。
- 10
寄附金データを読み込むとき|証明書との重複を防ぐ
寄附金のデータを取り込んだ後に、同じ寄附の証明書を手入力すると重複します。寄附日、自治体等、金額で一件ずつ照合します。
- 11
電子申告の添付省略と書類保存|捨ててよいという意味ではない
電子申告で添付を省略できる書類があっても、その資料をすぐに処分してよいという意味ではありません。省略できる条件、入力すべき内容、手元で保存する期間を、制度ごとに確かめます。入力資料、提出資料、保存資料の区分を分けると理解しやすくなります。
- 12
初めて振替納税を使うとき|口座登録と申告の確認
振替納税を初めて使うときは、申告書を送信することに加え、利用する口座や手続期限を確認します。還付口座を申告書へ入力しただけで、納税用の口座振替も登録されたことにはなりません。利用できる税目・納付方法・金融機関の案内を確かめます。
- 13
キャッシュレス納付を選ぶ前に|利用条件・手数料・限度を確認
納付方法を選ぶときは、対応する税目、利用条件、手数料や限度額等を確認します。すべてのキャッシュレス手段が同じ条件で使えるわけではありません。
- 14
還付金がまだ入らないとき|申告・受取先・処理状況を確認
還付金が入らないときは、同じ申告書をすぐ再送信する前に、受付結果と還付の処理状況を確認します。入力を保存しただけなのか、送信できたのか、送信後の内容確認中なのかを分けることで、必要な対応を絞れます。
- 15
還付口座を解約してしまったら|再送信する前の確認
申告した還付口座を解約した場合等は、受取先の変更について所管の税務署等へ確認します。口座だけ直した新しい申告を安易に重ねて送らないようにします。
- 16
スマホで確定申告する準備|入力前にそろえる情報
スマートフォンで申告する前に、利用環境、本人確認、対象の所得や必要な資料を確認します。端末が対応していることと、すべての申告内容が同じ方法で扱えることは別です。
- 17
申告の保存データとPDFの違い|再開・提出・控えを分ける
確定申告の保存データとPDFは、使い道が異なります。保存データは入力を再開したり翌年の作成に利用したりするためのもの、PDFは作成した申告書の内容を読むためのものです。どちらも、ファイルがあるというだけで税務署への提出完了を示すとは限りません。