控除・年末調整・確定申告
家族の申告を手伝うとき|所得と控除を人ごとに分ける
家族の申告準備を手伝う場合も、申告者ごとに所得や控除、本人確認を分けます。同居している家族の給与等を、一人の申告書へまとめるものではありません。
この教材の論点:確定申告の資料と提出・納付
夫婦の源泉徴収票や保険料の証明書を、同じ封筒で保管していた。家族の申告準備を手伝う際も、申告者と実際の支払負担を区別し、一人ずつ所得・控除の資料をそろえます。
家族分の証明書を整理するときは、対象者、負担者、控除を受ける人を区別します。医療費や社会保険料等は、生計と実際の負担に関する制度上の条件も確認します。
具体的な場面で考える
夫婦の源泉徴収票が同じ封筒に保管されている例では、申告者を選んだ上でその人の所得資料を使います。配偶者の給与を本人の給与欄へ入力しません。
用意する資料
- 申告者ごとの所得資料
- 支払負担の区分
- 利用する本人確認方法
間違えやすい点
本人の電子認証の手段を、家族の申告へ自己判断で流用しないようにします。代理に関する手続きは別に確認します。
夫婦の給与と共通の医療費を整理する例
夫の給与は夫の申告、妻の給与は妻の申告へ入れます。配偶者控除等を確認するために相手の所得を記載する欄があっても、相手の給与を本人の給与収入に足す意味ではありません。家族のために払った医療費等は、実際に負担した人と生計等の要件を制度ごとに確認します。
| 資料の分け方 | 整理する内容 |
|---|---|
| 夫本人の申告 | 夫の所得、源泉徴収税額、対象控除 |
| 妻本人の申告 | 妻の所得、源泉徴収税額、対象控除 |
| 家族分の支払い | 誰が実際に負担し、どの申告に含めるか |
電子認証や代理の手続きも本人ごとに確認します。家族の端末で資料を整理する場合は、申告者と対象年が分かるフォルダ等で保存し、別の人のデータを上書きしないようにします。親の保険料を払った場合、夫婦の寄附を読むと、家計が共通でも自由に移せない支払いを区別できます。
根拠とした公式資料
- マイナポータル連携特設ページ ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2020 確定申告 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- 個人でご利用の方 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。