控除・年末調整・確定申告
給与情報の自動入力|複数勤務先と訂正票の確認点
給与情報を自動取得できた場合も、本人が受けた給与全体が正しく反映されたかを確かめます。勤務先や対象年等の条件で取得範囲が変わる場合があります。
この教材の論点:確定申告の資料と提出・納付
給与情報を自動入力したところ、前職と現職の両方が表示された。現職の源泉徴収票に前職分が含まれていないか、対象年と摘要欄、支払金額を照合してから申告へ反映します。
各勤務先の源泉徴収票を一覧にし、取得された情報と照合します。前職分の合算や訂正票があるときは、同じ給与を二回含めないようにします。未取得分の追加入力も年分を確認します。
場面ごとに確かめること
B社の500万円にA社の150万円をもう一度足すと重複します。年末調整済みの票の一部を抜粋しています。
図は横にスクロールできます。
数値・人物・事業者は説明用の架空の例です。実際の様式や欄名は発行元・対象年によって異なります。
| 確認箇所 | 見る内容 | 避ける誤り |
|---|---|---|
| 勤務先 | 取得された支払者の一覧 | 未取得給与の漏れ |
| 摘要欄 | 前職給与の合算 | 同じ給与の二重入力 |
| 訂正票 | 最新の支払金額等 | 古い情報の採用 |
具体例から手順をたどる
前職と現職の給与情報を自動取得したところ、現職の源泉徴収票に前職給与が合算されていた例です。取得できた情報をすべて追加すると、前職分が二重に入るおそれがあります。自動入力後も源泉徴収票の摘要欄と支払金額を見て、どの勤務先の給与を含むか確認します。
判断が変わる条件
自動取得は、すべての勤務先の正しい最終情報が必ず揃うことを意味しません。訂正された票や対象外の勤務先、連携に反映される時期を確認します。手入力した給与がすでにある場合は、取得した情報をさらに足す前に重複をチェックします。
資料をそろえて確認する
- 連携前に各勤務先の有効な票をそろえる
- 取り込んだ内容を申告画面で確認する
- 送信前に給与総額と源泉税額を照合する
覚えておきたいこと
入力の手間を減らせても、年分・合算・訂正の確認は必要です。取得できた件数を正しさの代わりにしません。
根拠とした公式資料
- 給与所得の確定申告がさらに簡単に!【利用者用ページ】 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- マイナポータル連携特設ページ ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2020 確定申告 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- 個人でご利用の方 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2674 中途就職者の年末調整 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。