控除・年末調整・確定申告
医療費データへ手入力を追加するとき|交通費と年末分の照合
取得した医療費情報へ手入力を加えるときは、含まれていない対象費用だけを追加します。連携したデータと領収書の同じ支払いを二重に入力しないようにします。
この教材の論点:医療費控除
医療費情報を自動取得したが、通院交通費や年末の支払いが含まれているか分からない。通知データと領収書を比べ、未収録の対象費用だけを手入力で補います。
医療費情報の対象範囲、反映時期、実際の支払年を確認します。対象となる交通費や、データに載らない費用等も、医療費控除の条件を確認した上で区分します。
具体的な場面で考える
自動取得された診療費のほかに電車の通院記録を持つ人は、診療費との重複と、交通費の対象性をそれぞれ確認して追加します。
用意する資料
- 取得医療費データ
- 追加する対象費用
- 補填金の資料
間違えやすい点
連携画面に出た額を、医療費控除額や還付額そのものと読み替えないようにします。
自動取得12万円と通院電車代6,000円の例
取得データの対象医療費が12万円、別に対象となる通院電車代6,000円があり、領収書で見つかった同じ診療費2万円が12万円の中に含まれていたとします。この場合の出発点は12万6,000円であり、14万6,000円ではありません。そこから対応する保険金等と、所得に応じた控除計算を確認します。
同じ診療を通知3,000円+領収書3,000円=6,000円と二重に集計しません。医療費控除の金額を算定した例ではありません。
図は横にスクロールできます。
数値・人物・事業者は説明用の架空の例です。実際の様式や欄名は発行元・対象年によって異なります。
| 手元の記録 | 追加する前の点検 |
|---|---|
| 領収書 | 同じ患者・医療機関・診療が取得済みでないか |
| 通院交通費 | 治療のための必要な交通費に当たるか |
| 年末の診療費 | データの反映範囲と実際の支払年 |
| 給付通知 | 医療費を補う金額を引いたか |
医療費データは申告の完成形ではありません。対象外の支出がないかも確認し、追加した理由と元資料を残します。費用の範囲は通院交通費、補填の計算は保険金との対応へ進めます。
根拠とした公式資料
- No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除) ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- マイナポータル連携特設ページ ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2020 確定申告 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- 個人でご利用の方 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.1119 医療費控除に関する手続について ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。