確定申告の必要書類をそろえる|収入・控除・本人確認の順に
確定申告の資料は、収入を計算するもの、控除を確認するもの、本人確認と提出のためのものに分けてそろえます。入力に使う資料、実際に添付する資料、手元で保存する資料は必ずしも同じではありません。最初に所得の種類と申告したい控除を一覧にすると、必要書類の抜けを減らせます。
この教材の論点:確定申告の資料と提出・納付
初めて確定申告をすることになり、何を用意すればよいか分からない。給与や副業の収入資料から集め始め、使う控除の証明、本人確認、提出後の保存まで順に準備します。
対象年分をそろえる
確定申告の準備は、金額を入力する前に、対象年分・所得・控除・前払いの税額を別々に整理することから始めます。資料を集めたことと、申告が必要かどうかを判断したことも区別します。
2026年分なら、2026年中の所得や支払に対応する資料かを確認します。提出する年や資料を受け取った年だけで、前年の資料を混ぜないようにします。前回の入力データを使う場合も、年分と制度の変更を確認し直します。実際に作成・提出するときは、その年分の国税庁の案内へ進みます。
四つのまとまりに分ける
| 資料のまとまり | 主な確認項目 | 取り違えやすい点 |
|---|---|---|
| 所得を表す資料 | 給与の源泉徴収票、売上・経費の記録 | 振込額をそのまま収入にしない |
| 所得控除の資料 | 社会保険料、対象医療費と補填、寄附の証明 | 控除額と税額を混同しない |
| 前払いの税額 | 源泉徴収税額、予定納税の記録 | 年間税額を求めてから精算する |
| 手続きの準備 | 提出方法、本人確認等、還付先など | 学習サイトへ個人番号や書類を送らない |
源泉徴収票は申告書の作成に使う資料です。添付が不要とされていることと、金額を確認するために不要であることは同じではありません。申告内容に応じた添付・提示・保管の扱いは、対象年の手引きで確認します。
典型的な不足と重複を点検する
転職した場合は、現職の票が前職を含むかを確認します。医療費は支払と給付の対応を確認し、通知と領収書で同じ支払を重複計上しないようにします。寄附はワンストップ特例の申請分も、確定申告する場合の扱いを確認します。複数のデータ取得方法を使うときほど、どの資料がどの記録を含むかを対応させます。
分からない金額があれば、推測値で埋める前に資料や発行元を確かめます。書類がそろわないことを理由に、その所得や控除が存在しないと扱うのは適切ではありません。
架空の資料で流れを体験する
確定申告の練習6ケースは、個人の氏名や書類をアップロードせず、架空の資料から必要な欄を選んで学ぶ教材です。読み取り・分類・条件判断・計算・精算を順に確認し、つまずいた説明へ戻れます。
源泉徴収票の読み方と年間税額・還付の説明も、入力前の確認に役立ちます。LavaTaxの試算や練習結果は提出用申告書ではありません。実際の申告は、国税庁の作成コーナーや適切な相談先で条件を確認して進めてください。
給与所得税の計算と申告の練習
2026年分の給与所得税を途中式付きで計算し、架空の書類で確定申告を練習できます。
根拠とした公式資料
- No.2030 還付申告 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除) ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- 各種申告書・記載例(扶養控除等申告書など) ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- 給与所得の確定申告がさらに簡単に!【利用者用ページ】 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- マイナポータル連携特設ページ ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2080 白色申告者の記帳・帳簿等保存制度 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-30
- No.2020 確定申告 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- 個人でご利用の方 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.1119 医療費控除に関する手続について ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。