消費税・インボイス
納品書と請求書を合わせて確認する|インボイスの記載事項
一つの取引の必要事項が複数の書類に分かれる場合は、相互の関係が明確かを確認します。書類をバラバラに保存すると、取引との対応が分からなくなります。
この教材の論点:インボイスの記載・登録・保存
納品書には品名と日付があり、月末の請求書には税額と登録番号が載っている。一枚ずつの不足だけで判断せず、納品番号や請求対象期間を使って、同じ取引の書類として対応するかを調べます。
請求番号、納品番号、対象期間、明細の参照等で書類をつなぎます。まとめ請求で複数税率の取引がある場合も、税率別の金額や税額等が追えるようにします。
場面ごとに確かめること
同じ番号・取引日で対応が分かる書類を一組として読みます。書類の金額を別々の取引として足しません。
図は横にスクロールできます。
数値・人物・事業者は説明用の架空の例です。実際の様式や欄名は発行元・対象年によって異なります。
| 書類 | 確認する記載 | 対応付け |
|---|---|---|
| 納品書 | 日付・品目等 | 納品番号と取引先 |
| 請求書 | 税率別合計・税額等 | 対象期間と明細番号 |
| 契約等 | 取引の内容 | 該当する取引との関係 |
具体例から手順をたどる
毎回の納品書に日付と品目があり、月末の請求書に税率別合計や税額、登録番号がある例です。一枚に必要事項が全部ないという理由だけで判断を終えず、書類同士の関連が明らかで、全体として必要事項を確認できるかを調べます。
判断が変わる条件
別の取引の書類を寄せ集めればよいわけではありません。納品番号、請求対象期間、取引先などで対応を特定できる必要があります。複数書類で確認するなら、請求書だけ残して納品書を捨てると、必要な内容を後から示せなくなるおそれがあります。
資料をそろえて確認する
- 必要事項がどの書類にあるか確認する
- 書類間の番号や期間をそろえる
- 関連書類を一組として検索できる形で保存する
覚えておきたいこと
一枚か複数枚かよりも、必要事項と取引の対応を説明できるかを確かめます。
根拠とした公式資料
- No.6496 仕入税額控除をするための帳簿及び請求書等の保存 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.6498 適格請求書等保存方式(インボイス制度) ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.6625 適格請求書等の記載事項|国税庁 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。