住民税の仕組みと手続き
新卒2年目に住民税が増えるのはなぜ?前年給与との関係
就職の翌年度に住民税の徴収が始まる場合、前年に得た給与等が計算へ反映された可能性があります。二年目だけに課される別の税ではありません。
この教材の論点:住民税の対象年と住所
新卒二年目の6月に手取りが減り、給与明細で住民税の天引きが始まっていた。就職前と就職後の所得年を分け、前年の源泉徴収票と新しい通知の数字を比べます。
就職前の所得と、就職した年の所得を比べます。勤務先からの給与報告等を基に課税されるため、通知が示す対象年の収入・控除を確認します。
場面ごとに確かめること
| 資料 | 見る内容 | この例の対応 |
|---|---|---|
| 2025年分の源泉徴収票 | 前年の給与・控除 | 2026年度の通知と照合 |
| 2026年度の住民税通知 | 年税額と月額 | 給与天引きの予定 |
| 6月以降の給与明細 | 住民税の控除欄 | 通知の月額と照合 |
具体例から手順をたどる
2025年4月に就職し、2026年6月の給与から住民税が引かれ始めた新社会人の例です。就職した年の前年に課税される所得が少なければ、最初の年の住民税負担が小さいことがあります。翌年度になると前年の給与所得が反映され、手取りが減ったように見える場合があります。
判断が変わる条件
すべての新卒者が同じ時期・同じ額になるわけではありません。学生時代のアルバイト給与、他の所得、各種控除、非課税条件等により異なります。また、就職2年目という勤務年数に税がかかるのではなく、前年の所得を基に年度の税額を計算する仕組みです。
資料をそろえて確認する
- 通知書の年度を確認する
- 前年の給与以外の所得も思い出す
- 手取りの変化を所得税・保険料と分けて見る
覚えておきたいこと
新卒2年目の変化は、前年所得と翌年度徴収の関係から説明できます。勤務年数だけで税額を予測しないようにします。
根拠とした公式資料
- 個人市民税・県民税の税額の計算方法 ↗さいたま市(自治体の案内の例) · 確認日 2026-10-27
- 年の途中で退職した場合、市民税・県民税・森林環境税はどのように納めますか。 ↗さいたま市(自治体の案内の例) · 確認日 2026-10-28
- 個人市民税・県民税の申告 ↗さいたま市(自治体の案内の例) · 確認日 2026-10-27
- 申告に関するお問い合わせ ↗さいたま市(自治体の案内の例) · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。