別の年分の源泉徴収票を入力したら|年分の誤りの見直し
違う年分の資料を入力したと分かったら、対象年の所得資料をそろえて全体を再計算します。差額だけを翌年の申告へ加減する方法では直せません。
この教材の論点:確定申告の訂正
送信した申告書を見返し、別の年分の源泉徴収票を入力していたことに気づいた。正しい年の票へ置き換えて全体を再計算し、申告期限と税額の変化に応じて訂正方法を調べます。
提出した申告の年分、入力した票の年分、正しい票の内容を比べます。期限内か期限後か、税額がどう変わるかを確認し、該当する訂正手続きを選びます。
具体的な場面で考える
今年の申告に前年よりさらに一年前の給与票を使った例では、年分と支払者を照合し、正しい票へ置き換えて計算します。
用意する資料
- 提出データ
- 誤って使った資料
- 正しい年分の資料
間違えやすい点
税額の差が小さくても、所得や住民税等に影響する場合があります。金額だけで訂正不要と判断しないようにします。
2025年分へ2024年分の票を入れてしまった例
申告する年分は2025年分なのに、誤って2024年分の給与票を入力した場合、2025年分の正しい票へ置き換えて所得・税額を再計算します。2024年分の給与を2025年にもう一度受け取った扱いにしたり、差額を2026年へ加減したりして修正するものではありません。
2025年分の申告へ2024年分の票を使った例です。年分を合わせて正しい資料に置き換え、ほかの欄も再計算します。
図は横にスクロールできます。
数値・人物・事業者は説明用の架空の例です。実際の様式や欄名は発行元・対象年によって異なります。
| 比べるもの | 主な点検項目 |
|---|---|
| 提出したデータ | 申告年分、入力済みの所得・控除 |
| 誤って使った票 | 年分、支払金額、源泉徴収税額等 |
| 正しい票 | 対象年の勤務先と通算・訂正の有無 |
| 再計算 | 控除区分、税額、納付・還付の差 |
前年と今年で同じ会社にいても、所得額や控除条件が同じとは限りません。源泉徴収税額も正しい年分へ置き換えて精算します。期限内か期限後か、税額がどう変わるかにより手続きを選びます。申告する年分の選択、期限前の再提出も確認してください。
根拠とした公式資料
- No.2026 確定申告を間違えたとき ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2020 確定申告 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2024 確定申告を忘れたとき ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。