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税務用語図鑑

配当所得とは?株式の配当と売却代金を分けて読む

株主として受ける分配と株式売却による所得を区別し、支払書類を読む入口にします。

この教材の論点:退職金・年金・金融資産等の所得

この記事で分かること
  1. 配当と譲渡を分ける
  2. 受取額だけでは税の前提が分からない
  3. 具体的な資料の分け方
  4. 申告方法は商品等により確かめる

証券口座に株式の配当と売却代金が入り、申告用の資料を分けたい。保有による配当なのか資産を売った代金なのかを明細から読み、商品に対応する課税方法を調べます。

配当と譲渡を分ける

配当所得は、株主や出資者が法人から受ける配当や、一定の投資信託の分配などに係る所得です。株式に関する入金でも、保有して受ける配当と、売って受け取る代金は同じ所得ではありません。金融商品の種類と、入金が生じた理由から整理します。

会社が株主へ分配する利益等は配当の確認対象です。これに対し保有する株式を売却した場合は、株式等の譲渡に関する課税の仕組みを調べます。同じ証券口座に入っても、年間取引報告書等で配当と譲渡損益の欄を分けて読みましょう。

投資信託も、名称だけで配当所得と決めつけないようにします。国税庁の所得区分の説明では、投資信託の種類によって利子所得に該当するものと配当所得に該当するものを区別しています。

受取額だけでは税の前提が分からない

口座へ振り込まれた金額は、税金等が差し引かれた後の場合があります。入金額だけを書き写さず、分配額、源泉徴収税額、口座や商品の区分などを確認します。どの段階の金額かを明確にすると、税の前払いと収入自体を混同せずに済みます。

具体的な資料の分け方

ある月に同じ株式の配当を受け、その株式の一部を売った場合、配当の支払通知と売却の取引報告を別々に保管します。売却代金には元の取得費に対応する部分も含まれるため、配当額と売却代金を単純に足して「利益」とする計算は適切ではありません。

申告方法は商品等により確かめる

配当所得には、株式の区分や受取人の条件等により課税方法の確認が必要なものがあります。源泉徴収されているから必ず申告する、または必ず申告してはいけない、と一律には考えません。口座・非課税制度・他の所得への影響を区別して、該当する公式案内へ進みます。

配当控除という名前があっても、すべての分配に無条件で使えるわけではありません。所得の区分を確認する段階と、申告方式や控除を選ぶ段階を分けて理解しましょう。

理解を確かめる

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根拠とした公式資料

税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。

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