税金の基礎と暮らしの変化
前職の源泉徴収票が年末調整に間に合わないとき
前職の源泉徴収票が届かないときは、前職へ交付を依頼するとともに、現職の提出期限と対応を確認します。記憶した手取り額で代用しないようにします。
この教材の論点:給与明細と源泉徴収票
2026年分の制度を扱います。施行時期や対象条件を本文と公式資料でご確認ください。
現職の年末調整の提出期限が近いのに、前職の源泉徴収票がまだ届かない。前職へ交付を依頼するとともに、現職へ未着を伝え、年末調整で扱えるかと後日の申告に備える資料を相談します。
前職分の給与・税額等を確認できなければ、現職が前職分を含めた年末調整をできないことがあります。その場合の本人の確定申告に備え、後から交付された票と現職の票を保管します。
場面ごとに確かめること
| 時点 | 行うこと | 残すもの |
|---|---|---|
| 票が届かない | 前職へ発行状況を照会 | 連絡日と回答 |
| 会社の締切前 | 転職先へ事情を連絡 | 提出の案内 |
| 本人が申告する | 各社の給与等を合算確認 | 有効な源泉徴収票 |
具体例から手順をたどる
10月に転職した人が、前職の源泉徴収票をまだ受け取れていない例です。まず前職へ発行状況を問い合わせ、転職先の年末調整担当へ遅れていることを連絡します。給与明細や通帳だけで前職の源泉徴収税額等を推測して、転職先へ確定額として伝えないようにします。
判断が変わる条件
前職の給与等を確認できず転職先で年末調整できない場合は、両社の資料をそろえて本人の確定申告で精算することがあります。退職金の票は給与の票とは別なので混ぜません。後から前職票を受け取り、転職先が合算して再発行した場合は、最後に有効な票の内容を確認します。
資料をそろえて確認する
- 前職の給与担当と最後の支給日を確認する
- 転職先で前職分を合算したか確認する
- 合算済み票と前職票を二重に入力しない
覚えておきたいこと
資料が遅れている段階で数字を作らず、会社間の確認と本人の申告のどちらで精算するかを整理します。
根拠とした公式資料
- No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.1910 中途退職で年末調整を受けていないとき ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2674 中途就職者の年末調整 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。