税金の基礎と暮らしの変化
訂正した源泉徴収票が届いたら|旧い票と申告内容の扱い
訂正された源泉徴収票を受け取ったら、どの欄が変わったかを確認します。訂正前と訂正後の票を、別々の給与として集計してはいけません。
この教材の論点:給与明細と源泉徴収票
2026年分の制度を扱います。施行時期や対象条件を本文と公式資料でご確認ください。
確定申告を済ませた後に、勤務先から「訂正分」と書かれた源泉徴収票が届いた。旧い票と新しい票の変更欄を比べ、提出済みの申告に使った数字を直す必要があるか調べます。
対象年、支払者、支払金額、控除、徴収税額を比べ、すでに提出した申告があるかを確認します。申告済みなら、訂正内容が税額に与える影響を再計算し、必要な訂正手続きを選びます。
場面ごとに確かめること
同じ会社・同じ年の票を二つの勤務先として足しません。給与額の訂正を示す部分図です。
図は横にスクロールできます。
数値・人物・事業者は説明用の架空の例です。実際の様式や欄名は発行元・対象年によって異なります。
| 確認点 | 旧い票と比べる項目 | 対応 |
|---|---|---|
| 収入 | 支払金額 | 所得計算をやり直す |
| 控除 | 社会保険料等 | 二重控除や漏れを確認 |
| 税の前払い | 源泉徴収税額 | 納付・還付の差を再計算 |
具体例から手順をたどる
確定申告を済ませた後、勤務先から給与額を訂正した源泉徴収票が届いた例です。まず旧い票と新しい票を並べ、支払金額、所得控除、源泉徴収税額のどこが変わったかを記録します。訂正票は追加の勤務先の票ではないため、旧い票へ単純に加算しません。
判断が変わる条件
申告期限前なら訂正内容を反映した申告を、期限後なら税額等の増減に応じた修正申告や更正の請求を確認します。給与額が変われば配偶者や親の控除へ影響することもあるため、本人の税額が変わるかだけで確認を終えないようにします。
資料をそろえて確認する
- 訂正された理由を勤務先へ確認する
- 提出済みの申告書の入力値と比べる
- 家族の控除や住民税への影響も確認する
覚えておきたいこと
訂正票だけで結論を出さず、すでに提出した申告書へどの数字が入っているかを確認します。
根拠とした公式資料
- No.1400 給与所得 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.2026 確定申告を間違えたとき ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- 各種申告書・記載例(扶養控除等申告書など) ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
- No.7411 「給与所得の源泉徴収票」の提出範囲と提出枚数等 ↗国税庁 · 確認日 2026-10-27
税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。