LavaTax税を体系的に学ぶLavaTax
住民税の仕組みと手続き

住民税の普通徴収の期別と年税額

普通徴収の第1期から第4期は、その月の所得に対する税ではありません。年税額、各期の合計、全期用納付書、変更通知を照合する方法を確認します。

この教材の論点:特別徴収と普通徴収

この記事で分かること
  1. さいたま市の通常の納期を並べる
  2. 年税額と期別額を足して比べる
  3. 全期用と各期用の重複に注意する
  4. 変更通知が来たら未払い分から確認する

住民税の納付書が何期分も届き、一枚に書かれた額が一年分なのか迷った。通知書の年税額を先に読み、期別の金額と納期限がその合計にどう対応するかを並べます。

さいたま市の通常の納期を並べる

住民税の普通徴収は、自治体が決めた年税額を、納付書や口座振替で納める方法です。第1期、第2期という表示は支払う時期を分けたもので、それぞれの期間の給与や売上から独立して税額を計算したものではありません。通知の年税額から、各期の支払いへ順に確認します。

普通徴収の年税額と各期の納付書を読む例

年税額120,000円=30,000円×4期という本文の架空例です。全期用と各期用は、同じ年税額を払うための別の選択肢として表示しています。両方を足して払いません。所得から税額を求める計算は省略しています。

図は横にスクロールできます。

普通徴収の年税額と各期の納付書を読む例住民税の納税通知書・納付書。①年度と年税額:課税年度 2026年度、通常の所得の対象年 2025年、年税額 120,000円。②各期用の金額:第1期 30,000円、第2期 30,000円、第3期 30,000円、第4期 30,000円、各期の合計 120,000円。③全期用との対応:全期用の金額 120,000円、対応する範囲 第1期〜第4期と同じ、納付の照合 払った期と決済記録を保存住民税の納税通知書・納付書2026年度 / 税見 太郎(架空)/ 普通徴収のみの例①年度と年税額課税年度2026年度通常の所得の対象年2025年年税額120,000円②各期用の金額第1期30,000円第2期30,000円第3期30,000円第4期30,000円各期の合計120,000円③全期用との対応全期用の金額120,000円対応する範囲第1期〜第4期と同じ納付の照合払った期と決済記録を保存

数値は説明用の架空の例です。様式は自治体によって異なります。

説明に対応する比較表
普通徴収の期別通常の納期限
第1期6月末日
第2期8月末日
第3期10月末日
第4期翌年1月末日

さいたま市では、月末日が休日なら翌開庁日が納期限です。実際の日付は年度ごとの通知書・納付書で確認します。ここに並べた月を、すべての自治体の納期として使わないでください。途中で普通徴収へ切り替わった人や税額が変更された人は、通常の四回と異なる支払いになる場合もあります。

年税額と期別額を足して比べる

仮に通知の年税額が12万円、各期が3万円ずつであれば、3万円×4回=12万円です。8月に納める3万円は、8月の収入だけに対する税金ではありません。2026年度の住民税なら、所得割は原則として2025年の所得に基づきます。2026年に収入が減った場合でも、その事実だけで各期の額を自分で減らすことはできません。

実際には端数処理や税額変更などがあり、各期が完全に同額とは限りません。年税額を四で割って自作した金額で払わず、通知の期別額を使います。また、年税額の一部が給与や年金から引かれる場合には、普通徴収分だけを分けて合計します。

全期用と各期用の重複に注意する

全期分をまとめて納める納付書と、各期別の納付書がある場合は、どちらがどの金額を払うものか確認します。全期分を払った後、同じ対象の各期分まで再度払わないよう、使った納付書と決済記録を保管します。口座振替を登録している人も、振替開始前の期が納付書払いとなるかなど、開始時期の案内を見てください。

管理用のメモは、年度、期別、金額、納期限、支払方法、支払日を一行ずつ記録すると照合しやすくなります。支払方法が違っても、同じ年度・同じ期別なら二重払いの確認対象になります。

変更通知が来たら未払い分から確認する

確定申告の反映や勤務先の変更などで、後から税額や徴収方法が変わることがあります。新旧の通知を比べ、変更後の年税額、すでに納めた額、これから払う額を確認します。古い納付書と新しい納付書を両方そのまま払う前に、通知の案内と自治体の説明を確かめます。

退職・転職で給与天引きと併存する場合は、納付書と給与天引きを確認します。また、税の申告書を提出しただけで支払義務が自動的に止まるとは限りません。住民税の申告と納付を読み、納期限までに納付が難しい場合は、支払いを放置せず自治体の納税相談へつなげてください。

理解を確かめる

読んだ記事と問題の結果を、このブラウザーに保存できます。

根拠とした公式資料

税金の制度を調べる際の参考資料や学習用としてご利用ください。適用条件や手続きは、対象年の公式資料・所管の窓口で確認してください。

あわせて読む

学習の続き・進捗 →